覗きに来てんですが、ご無沙汰してます。 この時期は茶っきり息子モドキをやっていて、忙しく深夜も朝方もシゴトしてんだか、 あそんでんかなぁ?状態です。 bigにはなれないけど、オツムはぼけモードのスローしてて、困ったもんです。
bigになると必然的にスローになります。
つるたです。 大きくなった詩林堂の話題からはずれるんですが、 早ければいいってもんじゃないっていう本です。 大きくなるのも、わながありそうなので気を付けて っていうか、友だちでいられる程度にね。 とはいうものの、全然本気で心配してるわけじゃないです。はい。 さて、本の紹介です。 偶然本屋で見つけた本です。 去年の9月に出た本で、半年で7刷なので、読まれた方も多いかもしれません。 面白かったので紹介します。 スロー・イズ・ビューティフル 遅さとしての文化 辻信一 著 平凡社 2001年9月初版 2002年3月7刷 「ゆっくりが好きだ」と言っていたぼくの前に、「<ゆっくり>は、美しい」という本 が現れた。 ちょっとくやしいけど、すごくいい本だと思う。 本の帯には以下のように書かれている。 ==以下、帯から引用== <ゆっくり>は、美しい スピードに象徴され、環境を破壊しつづける現代社会は、誰にとっても生きにくい。そ れとは異なるライフ・スタイルを求めて、さまざまな場所で模索し、考える人々の言葉 に耳を澄ます。<遅さ>という大切なものを再発見するユニークな試み。 =帯、ここまで= で、前書きにはこんな風に書いてある。 ==前書きから抜書き== 「もうひとつの(オルタナティブ)」とは言っても、この本には何か目新しい理論のよ うなものがあるわけではありません。特に理論に詳しい人にとっては、むしろ古いこと の蒸し返しという感じがするかもしれない。だが、その蒸し返しこそぼくはしてみたい のです。 (途中、かなり略) ・・・。それまでのぼくたちの慎ましやかな経済は、生業は、生活の技術は、伝統的 な知恵は、食生活は、人と自然とのつながりは、人と人との結びつきは、愛は、美意識 は、身体性は、あまりにもスローなものとして否定され、卑下されて、いわばそれらの 残骸の上に、「豊かな社会」という名の怪物は栄えました。今,その怪物はさらに巨大 化し、グローバリズムとなって世界を席巻しています。 だからぼくたちの社会は、時代は、自己否定や自己憎悪という呪そに満ちている。ス ロー・イズ・ビューティフルは、その呪縛に対抗し、そこから自らを解き放つための、 自前のまじないであり、処方箋であり、心構えであり、祈りでもあります。10p-11p ==前書きからの抜書きここまで== 「この本、すごくいい本だよ」ってパートナーに紹介したら、「工場でいっしょに仕 事している人がスローで、しかもわたしより給料が高いのはビューティフルじゃない」 って言われた。ぼくが働いてる印刷工場だけじゃなくて、ほとんどの製造業の会社でス ピードや効率が追求されるのは間違いない話だ。急患で飛び込んだ病院で医療スタッフ にゆっくりされても困る。 ま、でも、とりあえず「いつだって早ければいいってもんじゃないいだよ」っていう いろんな事例に触れて、ちょっとゆったりした気分にしてくれるいい本だということは 言っておこう。 あと、性急な活動家のみなさんにもお勧めです。 この本に引用してある、ドネラ・メドウズさんの「もっとゆっくり」というエッセーか ら引用します。 == 「活動家の狂おしいまでの情熱が、平和のための彼のせっかくの貢献を帳消しにして しまう」とは宗教家で詩人のトーマス・マートンのことば。確かに熱狂は変革者の心に 性急さ、過労、不寛容、あせり、いらだちを生み、内面的な平和をかき乱す一種の暴力 ともなりますよね。内面の平和を知らない人に果たして、人の世の平和がイメージでき るのかしら。 ・・・ スロー……・ダ・ウ・ン。とにかくそこから始めよう。・・・ これが世界を危機から救う第一歩、とは言ったものの、そういう私が実はその一歩を なかなか歩み出せないでいるんだから困ります。・・・・。私の知り合いの運動家や活 動家のほとんどがそうであるように、私もまた、健康的な食生活を送ったり、静かにく つろいだり、休暇をとたりするにはあまりに忙しすぎる。・・・。 そんな私のような環境運動家への皮肉をこめてでしょう。エドワード・アビーがこう 言ったことがあります。 「大地を守るために闘うだけでは十分と言えない。それよりもっと大事なことがあ る。それは大地を楽しむこと」 いい忠告でしょ。でも、残念、今は忙しくてそれどころじゃない。「私には救わなく ちゃいけない世界があるんだから」、なんてね。 == http://www.sloth.gr.jp/SIB.htm に前書き、あとがき 目次があります。 つるたまさひで (ほんとはBIGをめざしてたりして・・・ でも、KJくんほどにもなれない。ましてや佐藤工務店)
そんな詩林堂さんから連想するのは失礼かもしれないけれど、 今遅ればせながら「ナニワ金融道」にはまっておりまして、 ちょうど帝国金融が赤貝信託を向こうにまわし肉欲企画(なんちゅう ネーミング、ナイス!)のビルを乗っ取ったシーンを読んで 大笑いしていたところでした。 って、一緒にするなって。すみません!!乗っ取りじゃないっつーの。 ともあれ、おめでとうございます。すごいですねえ。 ふと気がつくと、ビル中詩林堂になっていたりして・・・ (乗っ取りなんかではなく)
おめでとうございます。 ふと気がつくと、ビル中詩林堂になっていたりして・・・。 そんな詩林堂さんと一緒にするのも申し訳ないのですが、 今遅ればせながら「ナニワ金融道」にはまっておりまして、 ちょうど、帝国金融が赤貝信託を向こうにまわし 肉欲企画のビルを乗っ取ったシーンを読んだところです。 って、一緒にするなって。すみません!!乗っ取りじゃないっつーの。 (でも、いいですよねー、ナニ金!)
それはおめでたい! Q社が8階の他に7階を借りたようなもんですね。 (一部の人しかわからなくてすみません。) 広くなった記念オフ会はいつですか?(冗談)
いままで森田ビルの2階にいたテナントが四月いっぱいで引っ越すというので、 だいぶ詩林堂も手狭になってきたこともあり、2階の半分(面積的には1/3ぐらい) を借りることにしました。 会議や打ち合わせ等余裕をもってできるようになりそうです。
> 件名:アラファト議長密着取材 > フリーランスの記者浅井さんの命がけのメールを転送します、 > > 皆さん、お元気ですか?一部の方には、このメールがダブる場合 > もありますが、IT化に乗り遅れている僕にはこれが精いっぱいで > すからご容赦を。 > > 僕は昨日、議長府のあるラマッラから5日ぶりに帰ってきました。 > ラマッラは、2週間前から外出禁止令が布かれ、4、5日毎に数時 > 間解かれる以外は、町から人影が消えます。外出禁止令は、皆さん > が映画で観る戒厳令を思い浮かべていただければ、大体想像がつく > と思います。つまり、路上をうろうろしたりすれば、イスラエル軍 > 兵士に撃たれる可能性が非常に高いということです。また、家にい > ても撃たれる民間人が後を絶ちません。 > > 今回の僕の取材ターゲットは、議長府と「人間の楯」の活動です。 > 皆さんも聞き及んでいると思いますが、議長府には現在、2、3百 > 人のパレスチナ人と25人の人間の楯、つまりはイスラエル軍の攻 > 撃からパレスチナ人を守ろうと突入した平和活動家がイスラエル軍 > の包囲の中、頑張っています。 > > 今回は、この人間の楯を密着取材しつつ、議長府突入を図りまし > た。計4回、議長府の入り口付近までたどり着きましたが、いずれ > も突入するまでにいたりませんでした。一度は、一人で入り口まで > 行ったためでしょう。模擬手榴弾を投げつけられ、足元で破裂した > ため、自慢のお尻がちょいと傷つきました。野球バットで殴られた > ような痛さでしたが、内出血が主で、大した出血はありませんでし > た。昨日あたりはほぼ普通に歩けました。僕のお尻に魅了されてい > る皆さん、後遺症はありませんからこれからも鑑賞し続けてください。 > > 人間の楯の行動には、正直なところ僕は深い感動を覚えています > 。30年間戦争を見続けてきた僕が言うことです、重みがあるので > す(と、僕は勝手に皆さんに押し付けていますね)。 > > 人間の楯の中でも僕の関心を引いたのが、アメリカ人の二人です > 。今や彼らは欧米人で知らぬ人がいないほどの有名人です。ユダヤ > 系アメリカ人のアダムはNY出身、婚約者のフエイダは、ミシガン > 出身のパレスチナ系アメリカ人です。このカップルが、とにかくす > ばらしいのです。 > > アダムは包囲が始まった翌日、救急車に助手として乗り込み、 > 医者とともに議長府に突入しました。その翌日、今度は50人の > 人間の楯がイスラエル軍の意表を突いて突入を敢行、アダムと合流 > しました。その中に、フエイダもいました。51名の内、34人が > 議長府に人間の楯として残り、アダムは他の活動家やフエイダとと > もに議長府を離れました。その後、9人が健康上の理由で議長府を > 離れ(国外追放処分を受けた)、現在も25人が立てこもっていま > す。 > > 議長府を包囲したイスラエル軍は、後数時間もあればアラファト > 氏を拘束出来るまでになっていたようです。ですからまさしく人間 > の楯がイスラエル軍の動きを止めたのです。 > > 議長府の中にいる連中は、電話で話しましたが結構明るくて、 > パウエル氏が訪問する前に、2週間ぶりにシャワーを浴びられたと > はしゃいでいました。 > > アダムのことは、欧米や中東でですぐに取り上げられました。 > 多くのアメリカのメディアが、彼のことを、「裏切り者」「テロリ > スト」とこきおろしました。NYポストなどは、ユダヤ系タリバン > と彼を名付けました。その直後からアダムの実家に抗議や脅迫が殺 > 到、両親と弟は一時的に身を隠さねばなりませんでした。今はFBI > に守られています。彼は、パレスチナに来て2年半になります。 > 最初は子供たちの面倒を見る運動に関わっていましたが、イスラエ > ル軍の侵略を見かねて、国際連帯運動(ISM)に入りました。 > 基本的な考え方は、マハトマガンジーやマーティンルーサーキング > 師の非暴力運動に近いと考えてください。実際に彼らはこの二人の > 名を上げています。 > > アダムの凄いのは、白旗を掲げて必要とあらばどこにでも行って > しまうことです。スナイパーがあちこちに銃口を向けているだろう > (こちらからは見えないですが、多くの住民が撃たれていますから > たくさんいることは事実です)に、白旗を降って前を進みます。 > 当然のことながら戦車や装甲車などが彼の前に立ちふさがることも > ありますが、彼はたじろぎません。それは見事なほど肝が据った態 > 度です。そしてほとんどの場合、兵士を言い負かして先を進んでし > まいます。そして薬が必要な人たちに届けたり、病人がいれば救急 > 車を手配します。一部を除いて市内のライフラインはイスラエル軍 > によって切られていますから、病人がいても電話が出来ません。 > 防弾チョッキを着て彼に同行する僕は、自分が何か恥ずかしく感じ > られます。 > > 身体を張っての抗議活動をする場合は、女性であるフエイダが > 先頭に立ちます。彼女の姿も僕の眼には輝いてみえます。 >
> 二人の優しさは、4日間寝食を共にしてみて実感できました。彼 > のところには17歳のパレスチナ人の少年がいます。一週間前に道 > 路に寝ているところをフエイダに発見されて救い出されたのです。 > この少年、あまりきちんとした教育を受けていないためでしょう。 > 彼らのアパートに出入りするパレスチナ人カメラマンによると、 > 初日は拾われてきた猫のようにおびえていたようですが、2日目に > なると傍若無人ぶりが目立つようになってきたとのこと。われわれ > のカメラや電話を弄り回し、TVもBBCニュースがつけっぱなし > になっているのですが、すぐにパレスチナのものに変えてしまいま > す。それでも二人はしょうがないなあという表情を時折見せますが > 、笑みは浮かべたままです。パレスチナカメラマンの怒りが限界に > 達していたので代わりに僕がお説教をしましたが、二人にはそんな > ものは必要ないのかもしれません。昨日も、抗議行動にイスラエル > 側から参加してきたイスラエル人を抗議行動の後に自分のアパート > に招じ入れました。ところがこの男、遠慮を知らないようで、 > たった30分の間に、アパートにある残り少ない食べ物を、それこ > そブタのように意地汚く胃袋の中に入れ、水が出ると分かると、 > シャワーを浴びて髭剃りまで済ましてしまう始末。挙げ句の果ては > 、壁に張られている連絡先の電話番号をメモし始めたのです。僕が > 咳払いをすると、何事もなかったかのようにその場を離れましたが > 、イスラエル側から放たれた人間である可能性もあるのに何の警戒 > をしていない彼らを見ていると、疑い深い僕が卑しい人間にみえて > きます。 > > 二人は来月アメリカで挙式します。9月には韓国に来る予定なの > で何とか日本に招くことはできないかと思っています。 > > 長くなりました。何れにしても僕は元気です。9年ぶりの戦場取 > 材ですが、まだまだやれるようです。 > > このメールを出来るだけ多くの人にまわしてください。そして、 > 僕の取材活動を含めて宣伝してください。 > Kenzo Yamaoka > > http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/1404221.htm > >
つーたです。 パレスチナでの虐殺の情報です。 重複して受け取られる方も多いと思いますが、転送します。 (転送ここから) ==転載1== アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名 事務局 吉田正弘です 緊急のお願いです!このメールを知り合いの方に広く回してください。 パレスチナ最前線からの手紙 ■パレスチナの地で重大事態が--ジェニンで大虐殺事件が起こる■ ・今日の毎日新聞朝刊でも報道されたように、ヨルダン川西岸のジェニンで、イスラ エル軍による大虐殺事件が発生しました!パレスチナ自治政府は「国際調査団」の派 遣と真相究明を世界に向かって呼びかけています。イスラエル側は、国際調査団が組 織される前に、証拠隠滅を図ろうとして、イスラエル政府による調査団を派遣すると 発表しました。 ・米のパウエル国務長官は、この虐殺事件を無視し、逆に「自爆テロ」を非難して、 アラファト議長との会談を拒否しました。不公平この上ない侮辱した対応です。 ・腹立たしいことに、邦字紙も、英字紙も、パウエル・シャロン会談やイスラエルで 「自爆テロ」の被害が出たことなどが中心的な報道内容で、「ジェニンの虐殺」を 扱った新聞も非常に小さい扱いしかしていません。自治政府が勝手に言っているだけ と言う意味で大虐殺にカッコを付けている状態です。事態 は緊急を要します。この ままでは大虐殺事件が闇に葬られてしまうのです。 ・皆さんの友人に以下のイスラエルの女性による現地報告を大至急回覧していただけ たら幸いです。ギラ・シヴィルスキーさんはイスラエルの反戦平和運動の有力な活動 家で「公正な和平をめざす女性連合」の代表者です。国際支援者やパレスチナ人たち と一緒にイスラエル軍の侵攻に身体を張って立ち向かっています。 ・彼女は「最前線からの手紙」という緊急レポートを世界中に発信しました。とりわ けジェニンで「筆舌に尽くしがたい」深刻な事態が起こったと報告しています。 ・メールで友人に送れる人は「ねずみ算式」にどんどんこの「手紙」を多くの人々に 知らせてくだ さい。メールをやらない友人には、FAXでこの「手紙」を送ってく ださい。 ・世界中の人が、この大虐殺事件に注目し、非難し、監視すれば、イスラエルやアメ リカとて、隠蔽することはできなくなるでしょう。この事件が世界中で非難の嵐を巻 き起こせば、パレスチナ人に対する虐殺をやめさせイスラエル軍の撤退に道を切り開 くでしょう。私たちも彼女の要請に最大限応えていきたいと思います。皆さんも手を 貸してください!! つづく