グァテマラから帰ったきたところです。 やはり、旅はいいものです。グァテマラの自然と人々にたくさんふれあえてと てもハッピーでした。 マヤの人々とも少しは交流できました。 もちろん、貧しさにあえいでいる人たちの中を、金持ちが物見遊山していると いう構図の中にいることは避けがたいことで、多少複雑な気持ちになることは 禁じ得ません。特にグァテマラでは貧富の差が激しく、観光地に行くと、スー パーリッチな連中の別荘が、「あのきれいな建物と庭はいったい何?」という 感じで存在しています。そして、多少いいホテルはそれのならびにあり、まぁー 言えばスーパーリッチな連中の別荘の仲間の建物という位置にあるわけです。 そこに泊っていると、スーパーリッチな連中の仲間になってしまったようない やな感じがしてしまいます。バックパッカー向けの安宿に泊れば多少気分は楽 かもしれませんが、小さな子を連れた旅行になると、そういうところに泊る勇 気はなかなかでません。海外旅行など夢にも考えられない現地の人たちからは、 安宿に泊っていようと所詮スーパーリッチな連中の一部であることに変わりは ないでしょうから、それは気分の問題だけかもしれませんが。 片言のスペイン語は相当役に立ちました、逆に言えば片言ができないと相当厳 しいです。「英語話します」と広告しているホテルでも、それは「英語が話す 人がいる」という事で、その人がいつもいてくれるとはかぎらないというか、 いない時の方が多く、片言でがんばれないと用が足せません。語学の達者なヨー ロッパ人ツーリストがたまたま近くにいれば助けてもらえますが、それもいつ でもいるとは限りませんし、いつもヨーロッパ人ツーリストだよりというのも 何か情けないです。 現地語以外にスペイン語もしゃべるマヤの人たちは少なくはないようなので、 スペイン語ができると、そういう人たちとの交流も生まれます。私のつたない スペイン語でも、現地語で「さよなら」はどういうのかを教わることができて、 その後その言葉で現地の人に「さよなら」を言うと結構反応してもらえてうれ しかったです。 英語を話せないスペイン語圏からの出稼ぎの人たちがUSでは低賃金労働を担当 し、スペイン語圏の本国では、スペイン語を話せない人たちが低賃金労働を担 当する。言語による支配の構造はあまりにも明確です。 そうそう、メキシコのチアパスと今回私が訪ねたグァテマラ地域の間には国境 を越えるバスがたくさん走っているようです。チアパスのサンクリストバル・ デ・ラスカサスに行くバスの広告を現地の旅行会社の広告でたくさん見ました。 メキシコ・シティー、サンクリストバル・デ・ラスカサス、を経てグァテマラ に抜けるコースの旅は、かなり魅力的ですね。私は、このコースを両サイドか ら別々に大半は経験したので、あと知らないのは国境周辺だけですが、機会が あればまた行ってみたいですね。でも中南米には、他にもいってみたいところ がいっぱいあり、年に一度の旅行が精一杯の身では同じところに二度行くぜい たくはなかなかできません。 レジN
うちではテレビ見ないんですが、小旅行先の旅館でNHKを見て、「ウォーター・クライシス」というドキュメンタリを見ました。 すごいよかった。こういう番組ならお金を払っても見たい。 マニラの水道民営化の失敗、アメリカの小さな町での水道再公営化への住民投票の勝利、ウェールズでのNPOの水道事業への参画と、製作者の訴えたいことがダイレクトに伝わってくる好番組でした。 今の日本ですぐさま上下水道が民営化されるということは現実的ではないかもしれないけど、実際には、私企業が水源や浄水場などの管理を委託される形でなし崩し的に民営化は始まっている。 小泉が郵政を民営化したら、公共セクタで最後の砦のひとつ?である水に目をつけないとも限らない。 水民営化はサッチャリズムのひとつの象徴で、遅れてきたサッチャリスト小泉が水に手をつける可能性は十分にあると見る。 NHKの志ある諸氏には敬意をあらわしたい。
グァテマラ、ぼくの行ってみたい地域のかなり上位なんですが、・・・。 グァテマラ・チアパスって陸路で抜けることは可能なんでしょうか? ついでにフチタンにも行ければいいなぁ。いつのことかなぁ。 ちなみにIMADRのグァテマラプロジェクトのコーディネータをやってる藤岡さんや、このプロジェクトの中野さん、数年前に知り合ったのですが、面白い人たちです。このプロジェクトで出している 「マヤ先住民族 自治と自決をめざすプロジェクト」(現代企画室 2003年)もけっこういい本だし、このプロジェクトの機関誌COMPAも面白いです。機会があったら、ぜひ読んでみてください。 ぼくはさっき、15時間かけて米子から帰ってきました。 サンフランシスコにも行ける時間ですね。 つーた http://tu-ta.at.webry.info/
すっかり中南米マニアなんでしょうか でも北米大陸にずっといたくない、さりとて日本にも帰りたくないという気持ちは よくわかる。また、インディヘナと呼ばれるひとびとに対する親近感ってのもある のかな。あるいはそこに感じる未来への可能性というか。 私だったら中南米旅行したらRUMの利き酒大会になってしまいそうだが。
>『原爆の図』パネル、SF市庁舎で公開 お、これは、ほとんど私のための情報ですね。 ぜひ行ってみたいところなんですが、今週末から私はグァテマラを旅行しているので無理そうです。 にわかグァテマラ勉強で、以前より具体的にあの辺に関する知識を吸収しているところです。 リゴベルタ・メンチュの名前だけは知っていたのですが、実際に彼女の本を読んでみると、うーん、 絶句。自分が何をすべきが、もう一度ひざを正して考えなければ、そう思います。 ジョナサン・モラーという人が胸をうつ写真集を出していて、中米の興味のある人には、 逃すべきでない本の一つです。 http://www.jonathanmoller.org/index.htm 「私の名はリゴベルタ・メンチュ」の英語版はものすごく平易で読みやすかったので、スペイン語版 も購入してみたのですが。私のスペイン語力では数ページがやっと、まだまだスペイン語学習の道は 遠いようです。 グァテマラから帰ってきて、時間があったら、また旅の記録のページでも作ります。 ところで、三里塚管制塔被告連帯基金(http://jioos.podzone.net/)のことを知ったところです。 何がしかのものを送らねばならまいと思うと同時に、三里塚に心を寄せたことがある人達にとっては、 過去に思いを馳せるだけでなく、そこから連続した現在、そしてさらに連続していく未来について 考えてみるいい機会であろうと思います。巨悪の前に絶望していたら、敵の思うつぼですね。 レ
芦浜、またいつか行きたいです。 さて、サンフランシスコ近郊在住者へのお知らせです。 ==== 北米毎日新聞のM記者より7月23日付の「北米毎日新聞」が届く。記事によると、8月18日までサンフランシスコ市庁舎内ロス・ミルカリミ市議のオフィスで、原爆の図第1部『幽霊』、第5部『少年少女』、第8部『救出』の写真パネルと、丸木俊さんのスケッチ、バークレー在住の水彩画家ルイス・スズキさんのポスターや水彩画が展示されている。『原爆の図』パネルの所有者はロサンゼルス出身の帰米二世のスズキさん。彼は日本滞在中に俊さんと数回会ったことがあり、その後パネルを購入し各地で公開しているとのこと。 丸木美術館学芸員日誌 http://diary.jp.aol.com/454hpkhtj/ から転載 ==== 暇な人はぼくのブログも見てください。 「今日、考えたこと」 http://tu-ta.at.webry.info/
2日め、芦浜の正面に聳える姫越山(504m)から芦浜池に注ぐ本谷を遡行。無謀にも単独行となった。本谷は最下流が涸谷になっている(伏流)が、水が表面を流れている場所までzippさんに送ってもらい、小さな滝を巻いてひたすら沢を歩いて行く。といっても装備なし、靴も普通の登山靴なんでなるべく滑らなそうなところを歩く。結構踏み跡があるので歩きやすい。と思っていたら、支流の大きな滝を横目にみたあたりからよくわからなくなる。 一度、巻き方を間違えたらしくどうしようもなくなった。遥か下を沢が流れているので困った。なんとかかんとか沢に降りて、あとはなるべく流れに沿って歩くようにする。 渇水していて乾いた岩も多く立木もあるので思ったより登りやすい。沢を詰めてどんどん高度を上げていき、とうとう水音が全くなくなる。あとは尾根道までヤブコギをしなければならない。シダのなるべくないところを登るようにと事前に言われていたがシダしかない。これは非常に参った。すごく時間をかけてようやくシダの少ない場所に来たがまだ上がある。そしてまたシダの密林に入った。立木に掴まって懸垂するような感じで前に進む。ちょっと下を見たら自分のいる場所がたんなる急斜面の山肌なので、ここで遭難したら誰も見つけてくれないだろうなと思った。 突然眼前が開けて、尾根道に出た。細い登山道だが確かに道。これで命は助かったと思った。 出た場所は想定の遥か西側。東方向に少し歩いたら前姫越のピークで、姫越頂上まで20分の標識があった。じゃあ30分以上かかるなと思っていたら10分後に姫越頂上に到着。芦浜を眼下に見下ろす。我々が張ったタープやテントも見える。「おーい」と叫んでみたが反能無し。 一服して、のろし台・唐人殺し峠を経て下山。ちょっと道を間違えたりしたがなんとか目的地の作業小屋脇に到着した。 あと30分帰りが遅れたら捜索隊を出すことにしていたそうだ。 皆さん心配おかけしてごめんなさい。 写真があればいいのだが残念ながらナシです。
私も帰宅。自宅まで佐藤工務店さんに送ってもらってラクチンさせてもらいました。 なんだか料理から運転から、みなさんに頼りきりでしたね。感謝多謝です。 むぎわら帽にビーサンの似合う、すてきな夏休みになりました。 ウミガメ、見たかったなあ...
ただいま帰りました。佐藤工務店とKさんは板橋方面に帰っている途中。 今日、会社で瞬電があったらしい。帰る途中山梨県西部でも凄い雷雨だった。 芦浜現地は3日間とも好天でした。夕方からは涼しく快適な気候。 現地報告はまた。
今木の実館にいます